男ざかりの役者が活躍!この冬の注目作品特集

先取り!こちらも男ざかりの役者が勢ぞろい 一挙紹介!

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』2009年2月公開 ブラッド・ピット

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』

ブラピが『セブン』『ファイト・クラブ』のデヴィッド・フィンチャー監督と9年ぶりのコラボ作に選んだのは、F・スコット・フィッツジェラルドの短編小説の映画化。80歳の体で誕生したベンジャミンは、時間の流れに逆行し、年を重ねるごとに若返る。そんな数奇な人生を送る主人公を演じたブラピだが、特殊メーク姿だけがヘンに浮かずに済んだのは、卓越した演技力があってこそ。ルックスが重要視される役柄を避け続けた結果、元来持っていた選択眼、演技力ともに磨きがかかったもよう。なお、ブラピとアンジェリーナ・ジョリーの愛娘・シャイロのカメオ出演も話題。

 
『ミラーズ』2008年12月26日公開 キーファー・サザーランド

『ミラーズ』

韓国のスリラー映画『Mirror 鏡の中』のリメイク。キーファーは、家族を守るために“鏡の魔力”と闘う元刑事(現職は警備員)を熱演。当たり役となったテレビシリーズ「24 TWENTY FOUR」のジャック・バウアーばりの行動力で己の信念に基づき孤軍奮闘する。同僚を誤射し定職処分中の刑事という設定のためか、左腕のタトゥーと薬物を常用するなどやさぐれ感を演出。オカルト色を出すため鏡に脅えたり、現実か妄想か戸惑うなどの一人芝居も多く、職と家族を失いつつある落後者の再生過程を絡めるという難役を見事にクリア。家族を守るためとはいえ、ある人物に銃をつきつける荒技も見せる。

『007/慰めの報酬』2009年1月公開 ダニエル・クレイグ

『007/慰めの報酬』

イアン・フレミングの短編集「007/薔薇と拳銃」の中にある一話「ナッソーの夜に(小説邦題)」に基づいた22作目の幕開けは前作の1時間後。初めて心から愛した女性の死後、人間不信に陥ったジェームズ・ボンドを演じるクレイグ。上司Mの命が狙われたことを機に、敵とみなした者の命を次々に奪った疑いをかけられ、所属する組織から追われる身に。シリーズ最短の上映時間ながら、アクションシーンが多く、危険なスタントもクレイグ自らがこなすフルスロットル演技。世界をまたにかけ、ほこりまみれでもイイ男を貫く秘けつは、その優美なたたずまいにアリ。トム・フォード製のスーツは、上腕の筋肉の動きが推察できるほどのしなやかさ。思いを秘めた瞳と、どんな女性をもとりこにするフェロモンがスクリーンから漂う。

 
『アンダーカヴァー』2008年12月27日公開 ホアキン・フェニックス

『アンダーカヴァー』

ニューヨークを舞台に、麻薬の利権を独占すべく抗争を仕掛けるロシアン・マフィアと、それを阻む警察と関係者を描いた復讐(ふくしゅう)劇。ホアキンが演じたのは、警視の父、警部の兄に対し、コンプレックスを抱えて生きる弟のボビー。彼は母の姓を名乗ることで素性を隠し、クラブのマネージャーを生業(なりわい)とした裏社会の小心者。劇中ではプエルトリコ人美女(恋人)とのセクシーショットを見せたり、民間人ながら警察のおとり捜査に協力し生命の危険にさらされたり、身内の不幸を経て敵討ちに立ち上がるさまを繊細(せんさい)かつ大胆に好演している。また、不仲な兄(マーク・ウォールバーグ)と、男ざかり対決とでもいうべき取っ組み合いのケンカシーンは見もの!

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