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ビクトリア朝ロンドンで復讐に燃える理髪師を描くミュージカルを、ティム・バートン監督ならではのポップな美学と、ジョニー・デップ独特のユニークな熱演で映画化した話題作「スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師」! これが6回目のタッグとなるバートン監督とデップのこれまでの交流、そして今後をチェック! さらに本作の必見ポイントから製作舞台裏までを大特集!

Q. 本作はジョニー・デップとの6度目のコラボレーションになりますが、彼との仕事は他の俳優との仕事とはどのように違うのでしょう?
TB. ジョニーとは何か心で通じるものがあるんだ。もちろん他の俳優たちとも仕事をするけど、そういうふうに通い合うものがあるから、彼との仕事は“特別”なものなんだよ。
Q. 監督は、デップが歌を歌えるかどうか分からないのに、本作の製作に入る前から彼をスウィーニー役にしようと決めていたとか。ジョニーに出演依頼をしたときに、何か彼なら歌えるという“確信”のようなものがあったのですか?
TB. 最初に彼に依頼をした時、彼は「たぶん出来ると思うよ」って答えたんだ。彼とは長く仕事をしてきたけど、彼が出来ないことを“出来る”と言ったことは一度もない。だから彼が“たぶん出来る”と言っただけで僕には十分だったんだよ。
Q. 撮影現場では、事前に録音した俳優たちの歌を流して、俳優たちはそれに合わせて演じたそうですが?
TB. たしかに現場でも録音した歌を流したけど、俳優たちは現場でも実際に歌っているんだ。口パクではなかったから、彼らの息吹を感じて演出することができたよ。
Q.監督が大好きな古典ホラー映画の名優でもあるクリストファー・リーの出演が予定されていたそうですが、実現しなかったのはなぜでしょう?
TB.彼にはコーラスでバラードを歌ってもらうつもりで、実は録音も済んでいたんだ。だけど、そのシーンは舞台で見たときは素晴らしかったんだけど、映画として総合的に見たときに何か違う感じがしたんだ。だから、残念だけど彼の出演シーンはなくなったんだよ。
Q. ヘレナ・ボナム=カーターさんは「自分はジョニー・デップと双子のように似ている」と発言していますが、監督にとって2人の共通点はどんなところでしょう?
TB.サイレント映画の俳優になれる素質を持っていることだね。2人とも素晴らしい目を持っていて、その目だけで演技が出来るんだ。これってすごいことだよね。とくにこの映画では、2人のこの資質がとても重要だったと思う。
Q. 次回作「不思議の国のアリス」は、パフォーマンス・キャプチャー技術を駆使して映像化するそうですね。今回、ミュージカルを映画化することは監督にとってチャレンジだったと思いますが、挑戦してみていかがでしたか?
TB.映画創りはいつもチャレンジの連続だけど、今回は特にそうだった。なにしろ俳優たちが歌えるかどうかわからない状況から始めたんだからね。でもこの挑戦は面白かったよ。僕はいつも“チャレンジ”を楽しんでいるんだ。
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