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2008年に放送されたテレビドラマから映画『ROOKIES -卒業-』まで、全シリーズの企画・プロデュースを手掛けた石丸彰彦が、とっておきの裏話を語ってくれた。
- 映画化の構想はいつごろからあったんですか?
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ドラマを制作しているときから、東宝さんやTBSの映画部から映画化の話をいただいていたんですが、そのころはドラマを最終回までやり遂げることしか考えていなかったので、やんわりとお断りしました(笑)。その後、原作者の森田まさのり先生からも映画化の提案をいただいて、原作者の方から言われて断る理由もないと思い、「考えます」とお答えしたんです。映画の構想が具体化したのは、ドラマの最終回の台本があがったころですね。
- 映画をメンバーの卒業までを描くオリジナルストーリーにした理由は?
ドラマの撮影現場で、メンバーたちが演技以外でも野球の練習をしている姿を見て、スタッフもキャストも好きな作品にかかわれる幸せな現場だなあ、と実感したんです。好きな仕事ばかりじゃないですからね。モチベーション的な部分で、これ以上の作品はないだろうと思うと同時に、今後キャストたちにほかの現場で「『ROOKIES』良かった!」と言ってほしくないって思ったんですよ。そう言ってしまうと役者としての成長も輝きも止まってしまうじゃないですか。だから、映画の中でメンバーを卒業させて、キャストたち自身も「ROOKIES」から卒業させてあげたかったんです。
- そもそも、原作のドラマ化を考えたきっかけは何だったんですか?
実を言うと、2003年に小栗旬くんからドラマ化を薦められたんです。小栗くんから『ROOKIES』って漫画読んだことある?」と聞かれて、「ない」って答えたら「ダメだなぁ」と言われて(笑)。で、読んだらすごく面白くて、これはドラマになると狙っていたんです。だから、実は小栗くんがこの作品のエグゼクティブプロデューサーなんですよ(笑)。ドラマ化が決まったときは、小栗くんのスケジュールがないことを知っていたので、ちゃんと謝りに行きましたけどね。
- 川藤先生役の佐藤隆太さんはこのキャラクターを演じるのが夢だったそうですね?
2006年に集英社へドラマ化のお願いに行ったら、森田先生から「川藤役は佐藤隆太くんでと約束しているのでどうですか?」と言われたんです。それからずっと佐藤くんを意識して見ていて、機が熟したと思ったのが去年だったんです。
- キャスティングを考えたときのポイントは?
「ROOKIES」は誰が主役というわけではない、ということを意識しました。誰かが目立っちゃいけないんです。全員が主役なんですよね。それから、川藤は笑顔の象徴、安仁屋(市原隼人)はヒーロー、御子柴(小出恵介)は物語の進行役という、この3本の矢がしっかりしていれば成功だと考えていました。台本もそれを踏まえて作ったし、キャストたちにも伝えました。

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(C) STUDIO HITMAN / 映画「ROOKIES」製作委員会
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