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“恋愛映画”といえば、いまも昔も“ラブコメ”や“純愛モノ”が主流だけれど、楽しくも苦しい本当の恋愛を経験してきたオトナには、正直言って物足りない。「甘いだけの恋愛映画はもう飽きた」というあなたに向けて、MSNがちょっと“辛口”の恋愛映画をピックアップ。数々の作品を相手に、恋愛の真の姿を感じてみませんか。
『スイミング・プール』『エンジェル』のフランソワ・オゾン監督が、別れを決めた夫婦の愛の軌跡を、離婚、特別なディナー、出産、結婚、出会いと時系列を遡って描く。離婚の手続きを終えたジルとマリオンは、その足でホテルで肌を重ねるが、結局愛は戻らず、マリオンは部屋を出て行く。そこから時は遡り、結婚式のエピソードでは、初夜に夫が先に寝てしまったことから行きずりの男と関係をもつ妻、出産のエピソードでは、命の誕生の喜びを妻と分かち合おうとしない夫が描かれる。
別れの原因として考えられるのは、浮気など決定的なものばかりではない。この夫婦のように、些細なすれ違いの積み重ねが、やがて耐えがたい破局を招くこともある。お互いの心の揺れに気づかない、いや気づこうとしないようでは、もう手遅れなのだ。別れたくないのなら、この映画を反面教師にして夫婦関係の改善に努めよう。
監督:フランソワ・オゾン
脚本:フランソワ・オゾン、エマニュエル・ベルンエイム
出演:ヴァレリア・ブルーニ=テデスキ、ステファン・フレイス、ジェラルディン・ペラス


