インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 特集

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『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』ジョージ・ルーカス 独占インタビュー

世界が待ちに待ったシリーズ最新作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』を引っ提げ、製作総指揮・原案のジョージ・ルーカスが来日を果たした。すでに世界中でインディ・フィーバーを巻き起こし、空前の大ヒットを記録している本作。インディ・シリーズの生みの親である彼がこの新作に込めた熱き思い、さらに今後のプロジェクトやプライベートについても語ってくれた。

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最新作が出来るまでの製作秘話
Q:アメリカをはじめ世界中で大ヒットを記録しているシリーズ4作目ですが、この大成功について、率直な感想を教えてください。
わたしたちはこの作品を製作するにあたって、これまでの3作と同様に楽しめる作品を作ろうと心掛けたんだ。とても面白くて、登場人物たちが超常現象を追い求めるような、アクション・アドベンチャーの要素が詰まっている作品を作ろうと思ったんだ。ヒットしたのは、そういったわれわれが目指したものが、すべてうまく結びついた結果だと思う。
Q:本作の撮影がスタートするまでに何度も脚本家の交代劇があったそうですが、今回のデヴィッド・コープの脚本に決まった理由は何でしょうか?
脚本を一枚のスケッチに例えて話すと、まずわたしが最初に描いたスケッチをスティーヴン・スピルバーグに見せて、『いやいや、こうしたらどうだい?』って感じで彼に描き変えてもらってたんだ。それを最終的に脚本家に渡して、さらに修正してもらうっていう流れでやっていたんだけど、なかなかディテールまでよく描けているものが出来上がらなかったんだ。それから時間をかけてそれを繰り返しているうちに、やっとわれわれみんなが納得いくような脚本が仕上がったというわけなんだ。
Q:この作品の製作が始まるまでの道のりは長かったと思いますが、途中で挫折しそうになったことはありませんでしたか? 何が原動力となって、この作品を完成させることができたのでしょうか?
本作を製作することが決まり、プロジェクトが動き出してから最初の14年間は、その準備に必死だった。わたしは一人で脚本家を見つけ、彼らにハッパをかけたり彼らと一緒に脚本を執筆したりしていたんだ。さらに、お互いのアイデアを交換するためにスティーヴンと手紙のやりとりをしたり、スタジオにかけ合ったりした。でも、最後の18か月間はスティーヴンにすべて引き継いでもらったんだ。
Q:インディ最新作の最大の魅力を教えてください。
最高に楽しい2時間を過ごせるってところじゃないかな。この映画を観るってことは、素晴らしい一日を過ごすための良い手段だと思うね。とてもエキサイティングでサスペンスに満ちていて、素晴らしいキャラクターの数々が登場し、そこにはロマンスもあるんだからね。

インディが世界中で愛される理由

Q:ハリソンをはじめ、シャイア・ラブーフ、ケイト・ブランシェットといった本作の役者陣の仕事ぶりをどう評価していますか?
ハリソンは常に最高だよ。彼とは一生一緒に仕事をしていきたいね(笑)。シャイアも一緒に仕事ができて良かったよ。ケイトは、とても才能あふれる素晴らしい女優だと聞いて、スティーヴンが一緒に仕事をすることを熱望したんだ。彼女のおかげで、イリーナという素晴らしいキャラクターが出来上がったと思う。
Q:インディというキャラクターが、世界中で愛され続けている理由は何だと思いますか?
彼はスーパーヒーローではないからだと思う。彼はわれわれと同じような生身の人間であり、完全無欠じゃない。混乱した状況の中で、命からがら何とか危機から脱出する。そういう部分が多くのファンたちを魅了している理由じゃないかな。

取材・文:小林真里 写真:秋山泰彦