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ハッピー フィート

知ってなるほど!「ハッピー フィート」に登場する南極の動物たち

皇帝ペンギン

皇帝ペンギン

世界最大種のペンギンで、エンペラーペンギンとも呼ばれる。耳の部分や胸の上部の黄色い模様が特徴で、体長100~130センチ、体重は20~45キロに達する。ドキュメンタリー映画「皇帝ペンギン」で一躍有名になった。
メスは卵を産むと、産卵後の栄養補給とヒナのための餌を求めて海へ向かう。残ったオスたちは、卵を足の上に乗せてお腹に抱え、孵化するまでの約2カ月間、立ったまま卵を温める。マイナス40℃にもなる冬の氷原で身を寄せ合い、飲まず食わずで卵を守り続けるのだ。メスは卵が孵化する頃に戻ってくるが、その頃にはオスの体重は半減し、メスより体が小さくなっている。皇帝ペンギンは巣を作らず、ヒナを足の上に乗せて育てる。また、皇帝ペンギンは、ペンギンの中で個体間の鳴き方の違いがもっとも大きく、声によってお互いを識別している。つまりそれぞれが自分の声(=歌)を持ち、それを通じて相手を見つけているのだ。

アデリーペンギン

アデリーペンギン

中型のペンギンで、体長60~70センチ、体重は5キロ程度。頭部と背中は黒く、目の周りに白いアイリングがあるのが特徴。足はピンク色で、くちばしの根元から先端近くまで羽毛でおおわれている。JR東日本のプリペイドICカード「Suica」のキャラクターモデルになったペンギンでもある。
アデリーペンギンは小石を積み重ねて巣を作る。巣材となる小石は南極では貴重品。巣作りの季節には小石がたちまち不足して小石の奪い合いが起こったり、他の巣から盗んだり……。オスがメスの回りに小石を運んで求愛の情を示したりもする。

イワトビペンギン

イワトビペンギン

やや小型のペンギンで、体長45~58センチほど。頭部の黄色い飾り羽と赤い目が特徴。両足を揃えて飛び跳ねながら移動する。性格は非常に攻撃的。小石を積んで巣を作るが、巣材に草木や骨を使うこともある。

トウゾクカモメ

トウゾクカモメ

幼少期(育雛期)のペンギンの天敵。親ペンギンの隙を突いて、ヒナや卵を襲う。体長は50センチほどだが、翼開長1.3メートルもある大きな翼をもち、海上の飛翔能力に優れている。

ヒョウアザラシ

ヒョウアザラシ

世界各地に生息するアザラシの仲間で唯一、食物連鎖の頂点に君臨する捕食者。体長3.6メートル、体重450キロ以上におよぶ巨体だが、ペンギンなどの獲物を求め、浮氷の縁に沿って驚異的なスピードと俊敏さで泳ぐ。子ペンギンが初めて海へ入る頃、ペンギンの繁殖地へ移動。海中に潜んでペンギンが海に飛び込んでくるところを待ち受けている。水中では機敏だが、陸上での動きは緩慢。

シャチ

シャチ

クジラさえも標的にする獰猛な海の捕食者。オスは体長9メートル、体重10トンに及び、メスは体長6~7メートル、体重は3~4トンほど。知能が高く、奇襲攻撃や挟み撃ちなどのハンティング技術を持ち、捕えた獲物をいたぶるように空中に跳ね上げて弄ぶこともある。

ゾウアザラシ

ゾウアザラシ

一夫多妻で知られる巨体の海獣。平均的には体長4.5メートル、体重は2トンだが、特に大きなオスは体長6.5メートル、体重は4トンに達することもある。メスは体長3.5メートル、体重900キロ程度で、オスに比べてはるかに小さい。南極周辺の島々にすむミナミゾウアザラシ、北アメリカの太平洋沿岸にすむキタゾウアザラシの2種いる。深海で餌をとり、魚類やイカなどを食べる食肉類。