アカデミー賞前哨戦 ゴールデン・グローブ賞特集
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 主演男優賞(ドラマ部門)
圧倒的な迫力で映画をリードすると評判のダニエル・デイ=ルイスを、キャリア最高の演技と賞賛されるジョージ・クルーニーが猛追!外国人記者クラブに好かれているクルーニーが逆転受賞を狙う。

ジョージ・クルーニー(フィクサー)
ジョージ・クルーニー
今最もホットなハリウッドの兄貴分。TVドラマ「ER 緊急救命室」で人気を得ると、映画界にも進出。「バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲」の大失敗を教訓に、以後はアート系作品を中心に出演作を選んでいる。スティーヴン・ソダーバーグ、コーエン兄弟との数々のコンビ作で演技派としての礎を築く一方で、自ら製作を兼ねる「オーシャンズ~」シリーズで大ヒットも飛ばす。ゴールデン・グローブ賞(映画部門)演技賞は、過去2度ノミネートされて2度とも受賞を果たしている。気の利いたスピーチで授賞式を盛り上げる芸達者だけに、授賞式開催側も彼の受賞を望んでいる?
ダニエル・デイ=ルイス(There Will Be Blood)
ダニエル・デイ=ルイス
役に打ち込むことにかけては右に出る者のいない個性派で、出演作も数年に一本と寡作。7年前の前々作「ギャング・オブ・ニューヨーク」でも鬼気迫る熱演を見せてゴールデン・グローブ賞にノミネートされている。注目されたのは、ゲイの青年役を演じた「マイ・ビューティフル・ランドレット」(85年)で、4年後に「マイ・レフトフット」でアカデミー賞を受賞。その後も盟友ジム・シェリダン監督やマイケル・マン、マーティン・スコセッシら一流監督と仕事を共にし、計4度ゴールデン・グローブ賞候補にあがっている。受賞経験はまだなく、順番的にはそろそろ?
ジェームズ・マカヴォイ(つぐない)
ジェームズ・マカヴォイ
イギリス出身の28才。05年の「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」で、愛嬌ある半神半獣のタナムスさんを演じて注目される。その後、ウガンダの元大統領イディ・アミンの側近となる医師を演じた「ラストキング・オブ・スコットランド」で演技力を高く評価され、スポットライトを浴びる。同作では主演のフォレスト・ウィテカーが主演男優賞を受賞したが、その陰にマカヴォイの好サポートがあったとする声は少なくない。新作「Wanted」ではアクションに挑戦。アンジェリーナ・ジョリーと共演を果たしている。
ヴィゴ・モーテンセン(Eastern Promises)
ヴィゴ・モーテンセン
そのコワモテを生かし、「G.I.ジェーン」や「ダイヤルM」など個性ある脇役としてキャリアを積み重ねてきたが、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのアラゴルン役で風向きが変わった。眼光鋭い悪役顔のイメージが、陰のあるクールな二枚目に変わったが、その後も安易にハリウッド製の大作出演に走ることなく、演技派としての道を模索。デヴィッド・クローネンバーグ監督と運命的な出会いを果たし、初コラボとなる前作「ヒストリー・オブ・バイオレンス」で大成功を収めた。今回、2度目のコラボで更なる成功を収め、ゴールデン・グローブ賞初ノミネートの栄冠を勝ち取った。
デンゼル・ワシントン(アメリカン・ギャングスター)
デンゼル・ワシントン
名優シドニー・ポワチエの後継と評されるアフリカン・アメリカンを代表する演技派。ゴールデン・グローブ賞には過去5度ノミネートされ、「グローリー」と「ザ・ハリケーン」で2度受賞を果たしている。過去5度のノミネートは全てアカデミー賞ノミネートにつながっており、今回もアカデミー賞ノミネートが期待される。演技派として評価される一方で、ハリウッド娯楽大作にも多数出演。「トップガン」のトニー・スコット監督とのコンビでヒット作を連発しているが、これら一連の娯楽作は出来も今ひとつ。今回共演したラッセル・クロウとは95年に「バーチュオシティ」で共演を果たしている。
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Photo:Getty Images/AFLO