2007年2月28日更新

アカデミー賞4冠に輝いた「ディパーテッド」
本命不在と言われた第79回アカデミー賞の授賞式が2月25日(現地時間)、ハリウッドのコダック・シアターで行われ、「ディパーテッド」が作品賞を受賞した。「ディパーテッド」は、マーティン・スコセッシの監督賞を含む最多の4部門を受賞。ギレルモ・デル・トロ監督のファンタジー映画「パンズ・ラビリンス」が3部門で続いた。「バベル」は作曲賞のみで、助演女優賞にノミネートされた菊地凛子の受賞はならず、「硫黄島からの手紙」は音響効果賞の1部門のみに終わった。
「リトル・ミス・サンシャイン」がやや優勢と見られていた作品賞レースで「ディパーテッド」が受賞した理由を、ロサンゼルス・タイムズ紙は「もっともハリウッド映画らしい作品だから」と分析。予算をかけた大作映画であり、オールスターキャスト、しかも監督が名匠で、1億ドル(約121億円)を超えるヒットになっている点を理由として挙げた。また、助演男優賞で受賞が確実視されていたエディ・マーフィ(「ドリームガールズ」)が、アラン・アーキン(「リトル・ミス・サンシャイン」)に破れるという波乱があり、ショックを受けたマーフィが授賞式の途中で帰宅するというハプニングも起きた。受賞結果は以下の通り。
▼作品賞
「ディパーテッド」
▼監督賞
マーティン・スコセッシ(「ディパーテッド」)
▼主演男優賞
フォレスト・ウィテカー(「ラストキング・オブ・スコットランド」)
▼主演女優賞
ヘレン・ミレン(「クィーン」)
▼助演男優賞
アラン・アーキン(「リトル・ミス・サンシャイン」)
▼助演女優賞
ジェニファー・ハドソン(「ドリームガールズ」)
▼オリジナル脚本賞
「リトル・ミス・サンシャイン」
▼脚色賞
「ディパーテッド」
▼外国語映画賞
「善き人のためのソナタ」(ドイツ)
▼美術賞
「パンズ・ラビリンス」
▼撮影賞
「パンズ・ラビリンス」
▼衣裳デザイン賞
「マリー・アントワネット」
▼編集賞
「ディパーテッド」
▼メイクアップ賞
「パンズ・ラビリンス」
▼作曲賞
「バベル」
▼オリジナル歌曲賞
“I Need to Wake Up”(「不都合な真実」)
▼音響賞
「ドリームガールズ」
▼音響編集賞
「硫黄島からの手紙」
▼視覚効果賞
「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」
▼長編ドキュメンタリー映画賞
「不都合な真実」
▼短編ドキュメンタリー映画賞
「The Blood of Yingzhou District」
▼長編アニメーション映画賞
「ハッピーフィート」
▼短編アニメーション映画賞
「The Danish Poet」
▼短編実写映画賞
「West Bank Story」
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