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『カムイ外伝』松山ケンイチ インタビュー1/2
「この作品に一緒にかかわった人たち全員に、感謝の気持ちを表していきたい」
ヘビーメタルのロックスターや、天才的な頭脳を持った男、そして年上の女性に恋をする普通の青年など、これまで松山ケンイチは、いろいろな役柄に挑戦してきた。そんな彼が次なる挑戦に選んだのは、白土三平原作の伝説的な漫画「カムイ外伝」の主人公カムイ。崔洋一を監督に迎えた『カムイ外伝』で、松山はどんな顔を見せてくれるのだろうか? 厳しかった撮影や、初めてのアクションシーンについて、そして本作について現在の気持ちを語ってもらった。
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この映画を成功させることが今年の大きな目標

―― 1年間という、長い撮影を終えた本作ですが、現在の気持ちを聞かせてください。
松山ケンイチ(以下、松山):この作品は、僕にとって初めての本格アクション映画で……、アクションもそうですが、殺人も、時代劇も、本当に初めての挑戦ばかりで、役者として、とても魅力的な作品でしたね。さらに忍者という日本を象徴する役柄を与えていただいて、すごくうれしかったです。実は撮影中に、自分がけがをして、一度作品を中断させてしまったことがあるので、去年はとにかくこの作品を撮り終えることを一番の目標にしたんです。今年は、この映画を成功させることが大きな目標です。
── 撮影も無事に終わったようで、まず昨年の目標はかないましたね!
松山:そうですね。本当に、過酷な撮影でした。自分の中で納得できる、最高の芝居ができたと思っています。
アクションシーンは、想像していたよりも何倍も過酷だった

── 撮影に入る前と、入った後では、現場の印象もかなり違ったと思います。やはり想像以上に大変でしたか?
松山:そうですね。自分が想像していたものとはかなり違いましたし、何倍も撮影は過酷でしたね。それから、現場は夏の沖縄だったので、毎日すごく暑かったんです。ですから、アクションシーンを撮影するだけでなく、毎日の撮影をこなすだけでも、体力が必要でした。ここまで体力を使う現場は、初めてだったので、すごく勉強させてもらいましたね。
── カムイは、さまざまな境遇をくぐり抜けていく、強靭(きょうじん)な精神力の持ち主ですが、今回の撮影現場の中で、キャラクターが持つ精神力の強さも同じように養っていけたのではないでしょうか?
松山:カムイというキャラクターが持つ、精神的な強さや孤独といったものを表現することに耐えうる、自分自身の精神力というのがまだまだ足りないな……と、撮影が始まったころはすごく感じていました。今思い返すと、本当に反省することばかりだったなと思いますね。

