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『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』ヒュー・ジャックマン インタビュー

『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』ヒュー・ジャックマン インタビュー1/2

「ウルヴァリンは、もともと人間であるということが大切」

シリーズ開始から約10年を迎えた『X-MEN』シリーズ。本作の主役であるウルヴァリンの誕生秘話を、『ツォツィ』でアカデミー賞外国語映画賞を受賞した南アフリカ出身のギャヴィン・フッド監督が描く『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』。これまでウルヴァンを演じてきたヒュー・ジャックマンが、プロデューサーも務める本作の撮影秘話、そしてウルヴァリンへの思いを語った。

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ウルヴァリンの心の旅とストーリーとをコネクトさせたかった

ヒュー・ジャックマン

―― 新たにギャヴィン・フッド監督が抜擢されました。彼は、『ツォツィ』でアカデミー外国語映画賞を受賞した新進監督ですが、彼との仕事はいかがでしたか?

ヒュー・ジャックマン(以下、ヒュー):ギャヴィン監督は、素晴らしいフィルムメーカーだよ。とても繊細であり、強くもある人さ。主人公の心を描くことにとてもたけていると思うし、彼との仕事は最高の経験になったよ。

── ギャヴィン監督とは、この映画についてどんな話し合いをされましたか?

ヒュー:この映画を作る最初に、かなり深い話し合いをしたんだ。僕は、ウルヴァリンの心の旅とストーリーとをコネクトさせたかったからね。彼は、「難しいと思うけど、でもトライしてみる価値はあるだろう」って言ってくれたんだ。彼が僕のやりたいことをちゃんと理解してくれていた分、とても演じやすかったよ。

── ギャヴィン監督に、あなたが出した演技のアイデアなどはありますか?

ヒュー:ギャヴィン監督はいつも僕をプッシュしてくれた。だから僕が演技をするときはいつも二人で話し合っていたし、現場ではよく一緒にいて、ずいぶん話し合いをしたよ。

映画のための体作りは、苦痛ではなくて大きな喜び

ヒュー・ジャックマン

── この映画の撮影のために、肉体的にどんな準備をしましたか?

ヒュー:普段より、たくさん食事をとるよう心掛けたよ(笑)。ウルヴァリンを演じるには、何よりも肉体をつくることが大切になってくるからね。この役のためにたくさん運動をしたよ。ボディービルの選手に、大会向けの体を鍛える食事メニューを教えてもらったり、あとはスタントコーディネーターたちと一緒に練習もしたんだ。

── 約10年もウルヴァリンを演じられていて、そのパーフェクトな肉体がまったく変わらないのはなぜですか?

ヒュー:変わっているよ(笑)。これ全部、手術でつくった肉体だからね(笑)! ウィル・スミスは「いつでも準備万端の肉体にしておくのが一番、つまり鍛え続けること」って言ってたよ。それにみんなヘビーウエイトなんかを好きだったりするんだ。一度重いウエイトを挙げ終わった後って、すごくいい気分になるんだよ。だから映画のための体作りは、苦痛ではなくて、大きな喜びと言った方がいいだろうね。

── 今回は、アクションシーンの中にも、ウルヴァリンの苦悩が見え隠れしていました。彼の心情を表現するために心掛けたことは何ですか?

ヒュー:このシリーズを演じるときに、いつも僕が忘れないようにしていることがあるんだけど、どんなにすごい技を持っていても、手が鋭い刀のようになろうが、何をしようが、ウルヴァリンは、もともと人間であるということが大切なんだ。だからウルヴァリンも、普通の人間と同じように苦悩したり、感情が揺れ動いたりする。僕はそれが、このシリーズをここまで素晴らしいものにした要素だと思っているよ。

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