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『ターミネーター4』クリスチャン・ベイル インタビュー 1/2
「ポップコーン片手に、みんなでワイワイ観てほしい」
多くのファンが待ち望んだ大人気シリーズ『ターミネーター』の最新作『ターミネーター4』が、ついに公開の日を迎える。人類の未来を握る男ジョン・コナーを演じるのは、映画『ダークナイト』のバットマン役で絶賛を浴びたクリスチャン・ベイル。今、ハリウッドで最も注目を集めている彼に、映画のこと、そして役者としての自分を大いに語ってもらった。
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この映画でのジョンは、まだ本当のリーダーにはなっていない

―― とてもエキサイティングな映画でした! 完成した作品を観た感想は?
クリスチャン・ベイル(以下、クリスチャン):作品の仕上がりを、すごく気に入っているよ。演じていてすごく楽しめたしね。僕は映画『ターミネーター2』がすごく好きなんだけれど、自分自身が『ターミネーター』を観たときの興奮や、アドレナリンがみなぎる感じ、そして映画館が熱気に包まれる雰囲気をプレミアでも感じることができた。だから、この映画を観る観客のみんなにも同じ興奮を感じてほしいと思っているんだ。
──『ターミネーター2』ではまだ少年だったジョンが、本作では立派な戦士になっていましたね。
クリスチャン:そうだね。確かにジョンは、『ターミネーター2』のときから成長して、今は革命軍の戦士になっている。でも大事なことは、この映画でのジョンは、まだ人類を率いる本当のリーダーにはなっていないということなんだ。勇敢な戦士だった母親に、戦士として育てられたジョンは、今回多くのことに悩み、葛藤(かっとう)しながらもリーダーへの成長を見せる。そこを楽しんでほしいね。
これまで描かれてきたジョン像を大事にして演じようと思った

── 先ほど葛藤(かっとう)するジョン・コナーという表現が出てきましたが、作中にはジョンが母親の残したテープを何度も聞くシーンが出てきました。あれは『ターミネーター』シリーズを観ている人にとっては、「ここであのテープが!」という気持ちになると思います。
クリスチャン:そうだね。この映画でジョンを演じると決まったときに、やっぱり『ターミネーター』シリーズで描かれてきたジョン像を大事にして演じようと思ったんだ。例えば『ダークナイト』では、自分なりのバットマンを作り上げたけれど、今回はそうではなく、ジョンのバックグラウンドを尊重していくつもりだった。だからこそ、あのテープを聞くシーンはとても重要で、ただ勇敢な戦士のジョンというだけではなく、キャラクターに人間味が加わったんじゃないかと思う。
―― 『ダークナイト』で演じられたバットマンもそうですが、ジョンも多くの映画ファンに強く印象付けられたキャラクターだと思います。プレッシャーはありませんでしたか?
クリスチャン:プレッシャーは特になかったよ。僕は自分が出演する作品を決めるとき、ファンや観客が何を観たいかを考えるんじゃなくて、自分がその役から何を観たいか、どんな景色を見たいのかを意識するんだ。みんなからの期待はありがたいけれど、映画を作る上ですべての要望に応えられるわけじゃないよね。キャラクターももちろん、自分だけの意思で作れない。監督からも注文があるわけだからね。だから、周囲からの期待については、あまり考えないようにしているんだ。

