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木村了&柳下大 インタビュー『赤い糸』
  木村了&柳下大 インタビュー
「新しい純愛のかたちを見つけることができるはず」
 
  4600万アクセスを突破した伝説の携帯小説「赤い糸」がついに映像化!!運命的なつながりを感じ、次第に惹かれあっていく芽衣(南沢奈央)と敦史(溝端淳平)。ずっとこの恋が続くと信じていた2人の間には隠された悲しい“過去”があった。そして、大切な人の死、ドラッグ、DVと次々と降りかかる衝撃的な出来事。絡み合う赤い糸に導かれ、芽衣は運命の相手と結ばれることができるのか…。
 連続ドラマと映画の物語を細部まで完全にリンクさせ、ドラマならでは、映画ならではの特徴を生かし、同じ物語を別の角度から構築するという、かつてない映像メディアミックスを試みる本作。この中で芽衣と敦史の友だち役として重要な脇を固める、木村了さんと柳下大さんにお話をうかがいました。
 
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「それぞれの役どころ」

―― 原作はお読みになりましたか?感想は?

■柳下大(以下、柳下):高校生のときに学校で流行っていたので、「読んでないの!?」 って言われないよう、ケータイで1ページ1ページアクセスして読んでいました。中学生のときはそうでもないのですが、高校生になると実際に当てはまる事柄がいくつもあって、リアルな話だなと思いました。

■木村了(以下、木村):お話をいただいてから原作を読みました。1人の人生にこんな ことがあっていいのかと思いました。ひとつのストーリーにいろんな展開があって、それを生き抜くことで、運命のつながりをキレイに描いている作品だなと思います。

―― 壮絶な経験ですよね

■木村:そうですね。最初は「え!?」と思いました。

■柳下:いろいろありすぎですね(笑)。

―― 木村さんの役どころは?

■木村:高橋陸という役で、みんなからはタカちゃんと呼ばれている役です。タカちゃん は、内側を見せない、踏み込まれたくないという気持ちがあって、みんなの前では明るく振舞うんです。実は彼にはお母さんが逃げたという過去があり、そのせいでお母さんへの不満、不信感、恨み、お母さんがいないことで、ぽっかりと胸に穴が空いてしまった虚無感をひた隠しにしてみんなと過ごしている。それを演じるには、ただ明るくしているだけではそういう部分が見えないので、本当の心情も醸し出すような表情を入れるようにしたつもりです。タカちゃんを一言で言うなら、人間らしい人間。本当にストレートな感情の持ち主で、自分の虚無感を埋めるために芽衣ちゃんに依存して、思い通りにいかなくて頭に血が上って芽衣ちゃんに暴力を振るってしまったり。本当は人の痛みの分かる優しい子なんですけど、周りのみんなよりは少し感情的に複雑で大人な男の子です。

■柳下:僕は原作ではタカちゃんが自分勝手で好きではなかったので、台本を読んで、了 がどうやって演じるんだろうと思っていたんですが、試写会を見たときにすごいなと思いました。このタカちゃんなら愛せるって(笑) 。

―― 柳下さんの役どころは?

■柳下:藤原夏樹という役です。一番はじめに監督から「とにかく明るく機敏なサッカー バカで」と言われました。小説にはそこまで描かれていない役なので、自分で作っていこうと思い、「動くときは機敏に、発言をするときはとにかく明るく」というのをモットーに自分なりに工夫していました。それに、自分の中での目標があって、自由な時間を使ってアドリブを入れていきたいなと。そのうち監督から「そこよろしく」みたいに言われるようになりたいなと思っていました。最終的には自由にできるようになってきてうれしかったです。

   
    2/2 「ひとつひとつの出会いと出来事を大切に描いている」