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吉高由里子 インタビュー『蛇にピアス』
  吉高由里子 インタビュー
「センター街の入り口で抱き合うのは、これが最初で最後だと思います!」
 
  天真爛漫で愛らしいキャラクターを演じさせれば、右に出るものはいない吉高由里子。その清純派イメージを捨て、女優として一皮剥けた意欲作が『蛇にピアス』だ。蜷川幸雄監督のもと、金原ひとみの同名原作を忠実に再現した大胆な濡れ場や激しいバイオレンス・シーンにも果敢に挑戦。本作によって、美貌と演技力を兼ね備えた演技派女優へと更なる飛躍を遂げた吉高由里子さんにお話を伺いました。  
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「最も印象深いエピソード」

―― 特別出演した小栗旬さん、唐沢寿明さん、藤原竜也さんら蜷川組の皆さんと何か交流はありましたか?

■吉高:唐沢さんとは、お話することが出来ました。“テストでは泣かなくていいから、本番ちゃんと泣けよ”と、冗談めかしたアドバイスをいただきました。不思議な空気を持った方、という印象を持ちました。

―― 刺青の特殊メイクにはどれくらい時間がかかったのでしょう。

■吉高:1時間半位です。最初は長く感じましたが、“このような特殊メイクをする機会は滅多にないかもしれない”ということに気付いてからは、待ち時間が次第に楽しみへと変わってきました。

―― 撮影中、最も印象深いエピソードをお聞かせ下さい

■吉高:スターバックスがある渋谷センター街の入り口でアマと抱き合うシーンがあって、離れたビルから引きで撮ったんです。もちろん、離れていても台本通りに演じていたのですが、その場にいるのは高良さんと私だけ。真冬なのに真夏の格好したギャルとモヒカン男がフラフラ歩いてきて、言い合いして抱き合ったと思ったら男の方が泣いて…(笑)こんな場面に出くわしたら、一体何が起こったんだ!?と驚いて当然ですよね。周囲には私たちをジロジロ見る人もいれば、“ヒューヒュー、熱いね”と冷やかす人もいました。複雑な気持ちで現場を後にしたことを覚えています。センター街の入り口で抱き合うなんて、これが最初で最後だと思います(笑)

 

「憧れの女優はアンジェリーナ・ジョリー」

―― 共演した高良さん、ARATA(あらた)さんのどのようなところに俳優としての魅力を感じましたか?

■吉高:私は女優として未熟者ですし、女優と名乗ることに抵抗すら感じるくらいですので、俳優として評価するのではなく、女性として感じたお2人の魅力をお話させて下さい。ARATAさんは、周りを冷静に見ていて、常に客観的に自分を見ることが出来る方でした。私の至らないところを庇って下さる優しさもあり、安心して撮影に臨むことが出来ました。一方、高良さんは、誰にも邪魔されない自分だけの世界を持っていて、他人との距離の取り方がすごく上手な人だという印象を持ちました。面白い世界に生きている方なので、その世界にちょっと連れて行って欲しいなと思いましたね。

―― 個性的なお2人に囲まれて、楽しい撮影だったようですね。

■吉高:そうですね。3人が一緒になる現場は、とても楽しかったです。

―― ルイはタイプの違う2人の男性に惹かれる役ですけど、もし吉高さんが付き合うとしたら、母性本能をくすぐられるアマと頼りがいのあるシバ、どちらがいいですか?

■吉高:どちらだろうな~(笑)足して二で割った人を作って欲しいです!

―― 憧れの女優さんは、アンジェリーナ・ジョリーだとか。

■吉高:かっこよくてきれいでスタイルが良くて…すべてが好きです。彼女を見ると、どんなところにいても絵になる人っているんだなと思いますね。彼女は自分にないところを全部持っているので、憧れています。

―― 今後、もし、ハリウッド進出ということになったら、この監督の作品だったら、出てみたいというのはありますか?

■吉高:選べないです(笑)ハリウッドの仕事が出来るだけでラッキーですよ!

   
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