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| 小泉今日子&上野樹里&加瀬亮 インタビュー 「わたしはここに今生きているということを確認できた」 |
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| 愛猫のサバを亡くして漫画を描けなくなってしまった天才漫画家と、彼女を優しく見守るアシスタントたち、そして子猫のグーグーが取り持つ新たな出会いを描いた『グーグーだって猫である』。吉祥寺を舞台に、猫と人間たちの何とも切なくて、おかしくて、ほんわかした物語が繰り広げられる。本作に出演した小泉今日子、上野樹里、そして加瀬亮の3人が、今後の人生について、そしてこの作品の魅力について語ってくれた。 | ||||
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「お年玉は全部姉にあげていた」 ―― この映画に出てくる人たちはみんな常に誰かのことを思っていて、いい意味で欲のない人たちばかりが登場しますが、ご自身はいかがでしょうか? ■小泉:わたしは子どものころから親や大人たちに「欲のない子だねぇ!」とあきれられていたんです(笑)。少しは欲があった方が他者から見ると張り合いがあると思うんですよね。「あれが食べたい!」とか「あれが欲しい!」と言われた方が人はうれしいんじゃないかと思います。 ■上野:わたしはもらったお年玉を全部姉にあげていました(笑)。 ■一同:爆笑! ■上野:だって欲しい物とか計画しているんですもん! わたしは何にもなかったから(笑)。でも「これが欲しい!」とかいうのはありますよ、やっぱり。水族館に行ったら「ぬいぐるみが欲しい」とか。そういう何が欲しいとかいう欲はあるけれど……。 ■小泉:とりあえず撮影中の食欲はすごかった(笑)。 ■上野:そうですね、睡眠欲もありますね。物欲はあまり……。 ■加瀬:僕もたくさん欲はないと思うんですよね。 ■小泉:加瀬さんは知識欲がすごいですよね。 ■加瀬:いろいろなことを知りたいと思います。それに出会ったことのない何かに出会いたいとは思いますね。最近海しかないところで友だちと何日間かキャンプをしたんです。何もやることがないし、シャワーも風呂もないところだったんですが、何だか意外とそれぐらい何にもないところにいるのは結構満たされていたかな……と。手ぶらというわけにはいかないけれど、荷物を減らしていきたいと思っています。 「この映画を観られてうれしかった」 ―― 最後にこの映画の魅力について一言ずつお願いします。 ■小泉:わたしがこの麻子さんという役をやっていて、何だか孤独を当たり前のものとして、慣れ親しんだものとしてとらえた人が見る世界だということを感じながら演じていました。だからこそみんな「生きているんだ」と思います。若い世代の人たちも出てくるし、わたしたちの世代の人も出てくるし、猫も出てくるし、広い世界の中で「わたしはここに今生きている」ということを確認できた気がしました。どの世代の方が観ても、すっと、この世界に入っていけると思います。 ■上野:この作品は普通のことを描いているんですよね。いろいろな人たちの日常で起こったことを描いていて、みんなが共感できるし、どこか切なくて。猫も一緒だし、何だか優しくていとおしい気持ちになるような気がします。 ■加瀬:本当にすごく好きな映画です。観終わった後もずっと心に残っていて、あるインタビューで小泉さんが「すごくうれしかった!」とおっしゃっていたんですが、僕も今回この映画に出られてではなくて、この映画を観られてすごくうれしかったです。 |
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| インタビュートップへ 取材・文: 平野敦子 写真:田中紀子 編集:シネマトゥデイ
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