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シャーリーズ・セロン インタビュー『ハンコック』
  シャーリーズ・セロン インタビュー
「ウィルとは役者としての相性もユーモアのセンスもぴったり合う」
 
  オスカー女優のシャーリーズ・セロンが、完全なオリジナルストーリーで描かれるヒーロー映画『ハンコック』でヒロインのメアリーを演じた。正義の味方なのにtoo much(やり過ぎ)パワーで嫌われ者のヒーロー、ハンコックを演じたのは、主演作がヒット続きのウィル・スミス。主人公の秘密を知る重要な役どころを圧倒的な演技力で好演したシャーリーズに話を聞いた。  
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「どんな役かではなく、優れた脚本であることが大切」

シャーリーズ・セロン インタビュー『ハンコック』

―― メアリー・エンブリー役のどこに惹(ひ)かれて、出演を決めたのですか?

■シャーリーズ・セロン(以下、シャーリーズ):脚本を読んで出演を決めたの。わたしは、どんな役柄かという視点では出演作を選ばないのよ。ストーリーが優れていれば、おのずとキャラクターも演じがいがあるものだと経験で知っているから、とにかく優れた脚本であることが大切なの。そして、それと同じぐらい誰と仕事をするかということも大切。『ハンコック』に関しては、ヒーローものでありながら、原作を持たないオリジナルストーリーであることに興味を引かれたわ。わたしは、新しいことにチャレンジするのが好きなの。

―― どのようにして役柄にリアリティーを持たせるのですか?

■シャーリーズ:演じるというとロボット的なものを想像されることが多いみたいだけど、表現者としてはそこが一番大切に思っていることよ。どんな役柄にも信ぴょう性を持たらすことができなければ、ストーリーを語ることはできないわ。そのためには、いろいろな方法を模索するの。事前のリサーチが役立つこともあれば、例えば立ち方を変えるような、ちょっとしたことなどね。つまり体重のかけ方を変えてみるだけで、役になじめることもあるの。本当にケース・バイ・ケースなのよ。

―― 2面性を持つメアリーの役柄には、どのぐらいシャーリーズ・セロンさんご自身が反映されていますか?

■シャーリーズ:まず、どちらも女性ってことが共通よね(笑)。でも明確には言えないわね……。だってわたしは結婚していなし、子どもがいるわけでもないし、それにスーパーウーマンでもない。でも、人間って多面性のある生き物よね。わたしにも多面性があるから、それを反映させているわ。この物語には、いろいろなメタファーがあるの。人生には矛盾がつきものでしょ。例えば、メアリーには主婦という一面もあれば、母としてスーパーヒーローのように闘うことだってある。それは女性が現実の世界で、自分を特別な人間だと感じる日もあれば、平凡って感じることもあるのと同じことだと思うわ。

「ウィルにまた共演しようと誘われたら、どんな役でもやるわ!」

―― ウィルさんとは『バガー・ヴァンスの伝説』以来、2度目の共演になりますね。

■シャーリーズ:残念ながら『バガー・ヴァンスの伝説』では、一緒のシーンがあまりなくて本当にがっかりしたことを覚えているの。だから今回共演してはっきりと言えるのは、ウィルとは役者としてとっても相性がいいってことね。すぐに友だちになれたわ。それにわたしと彼とはユーモアのセンスがピッタリだから、人間関係における壁というものを感じなくて済んだのよ。それから、撮影中って本当にさまざまなことがあるけれど、ウィルとの仕事では相乗効果が得られるの。でもそういったことって、どんな俳優との間でも起きるとは限らないから、とても貴重なことなの。だから、もしもウィルから電話があって、また共演の話を持ちかけられたら、どんな役だって「イエス!」って答えるわ(笑)。

―― 肉体的なトレーニングはしましたか?

■シャーリーズ:特別なことはしていないわ。でも、戦う女性を演じた『イーオン・フラックス』のころに始めたワークアウトは今も続けているのよ。走ったり、歩いたり、泳いだり。できるだけ毎日自然に汗をかくようにするの。代謝を良くするのは、健康にとてもいいからね。

―― それで美しいプロポーションを保っているんですね。

■シャーリーズ:全然、完ぺきなスタイルなんかじゃないわ(笑)。本当よ。

   
    2/2 「ウィルが超豪華なトレーラーを提供してくれたの」    
   
   
   
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