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仲里依紗&吉田恵輔監督 インタビュー『純喫茶磯辺』
  仲里依紗&吉田恵輔監督 インタビュー
「おじさんと女子高生の並びは基本です」
 
  8年前に妻が出て行って以来、高校生の一人娘・咲子(仲里依紗)と二人暮らしをしているメタボ親父・裕次郎(宮迫博之)。突然死んだ父の遺産を手にした裕次郎は、なんの計画性もなく純喫茶を始める。コンセプトなどまるでない純喫茶は閑古鳥。しかし、美女・素子(麻生久美子)をアルバイトに雇ってから、店にはクセのある常連客がたむろするようになる。そして、素子の存在は、裕次郎と咲子の関係にも様々な影響を与え始める。 不器用な父と多感な娘が繰り広げるハートフルな人情コメディ『純喫茶磯辺』。すっとぼけた表現の中にも、リアルな人間の喜怒哀楽が鋭く映し出される。 超テキトーな父親を疎ましく思いながらも、放っておけない咲子を演じた仲里依紗さんと、日常の中に潜むシビアとユーモアを、独特な世界観で表現した吉田恵輔監督にお話をお聞きしました。  
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「全てがダサい…それがアットホームに感じました」

仲里依紗

―― 吉田監督の考える純喫茶というのは、劇中に登場するあのダサすぎるインテリアのイメージなのでしょうか?

■吉田監督:いやー、ないですね(笑)。真逆です。“自分がもしも経営するならこうならないようにしよう”という要素を詰め込みました。僕がやるならあそこまで、ダサくしません。

―― 工藤静香さんのポスターが貼ってありましたが、あれも監督の趣味ですか?

■吉田監督:そうですね。僕が好きなモノを並べただけなんです。でも、好きだから並べて良いという訳ではないのも判っています。工藤さんは“モナリザ”のつもりで飾らせていただきました。

―― 仲さんは、劇中に登場するような喫茶店を実際に見たことがありますか?

■仲:ないですね。喫茶店に行くこと自体あまりないんです。

―― では、純喫茶磯辺で過ごしてみてのご感想は?

■仲:意外と居心地が良いんですよ。わけのわからない漫画があって、カラオケもある。全てがダサいのですが、かえってそれがアットホームに感じました。

 

「女子高生が同じフーレム入っていると落ち着きます」

―― 純喫茶磯辺ではメイド服がユニフォームですが、あの服のスタッフ・キャスト受けはいかがでしたか?

■吉田監督:僕が最初にサンプルで持って行ったメイド服は、もっと卑猥なものでした。アメリカ人だったら許されるぐらいの勢いだったので、撮影用のメイド服を見て、“あぁ、この程度だったら、これ着てマックに行けるんじゃない?”って思いましたね。

■仲:えぇぇっ!

■吉田監督:良いじゃん!可愛くまとまった感じ?って。

■仲:マックには行けないですよ…一人では無理ですね。

―― 仲さんもドラマでメイド服を着ていますが、麻生久美子さんのメイド服姿を見ていかがでしたか?

■仲:映画の中では否定しているのですが、可愛いなぁー、着たいなぁーって思っていました。ドラマで着ちゃいましたけど、ピンクのメイド服も可愛いので、『純喫茶磯辺2』があったら、是非着たいです。

―― 『なま夏』、『机のなかみ』など、いやらしい男の視線と、純真な女子高生の視線が絡み合う独特のスタイルの作品が多いですが、今回も意識されましたか?

■吉田監督:それ程意識はしませんでしたね。単純におじさんと女子高生が同じフーレム入っていると落ち着くので、それを基準にして考えているだけです。それが今回、親子だったというだけです(笑)

―― おじさんと女子高生の並びは吉田監督の中で、基本ですか?

■吉田監督:基本ですね。でももうそろそろ止めておかないと、危ない人に思われるので、別の方向に進もうかなって思っています。

―― では最後にメッセージをお願い致します

■仲:心温まる素敵なお話なので、是非、劇場に足をお運びください。

■吉田監督:コクがあるのに、キレがある夏休みにピッタリの作品です。ホッと一息出来る作品だと思うので、是非、劇場に足を運んでください。

   
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