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戸田恵梨香 インタビュー『闘茶 tea fight』
  戸田恵梨香 インタビュー
「地に足をつけて女優街道をひた走る」
 
  京都の老舗茶屋の父と娘が、手に入れると幸せになると言われる幻のお茶の謎を探るため、それぞれ台湾へ向かう。しかし、思いがけない展開が2人を待ち受けていた… お茶の入れ方や風味を競う“闘茶”という中国に伝わる競技をテーマに、家族愛、友情、恋人との愛を描いた『闘茶 tea fight』。 母の死後、だらしの無い生活を送っている父親(香川照之)に反発しながらも、お茶を学ぼうとする大学生・美希子を演じるのは、映画やドラマで大活躍中の女優、戸田恵梨香。本作や女優業についてお話をお聞きしました。  
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「台湾、京都でのロケは…」

―― マフィアのボスを演じたヴィック・チョウさんとの共演はいかがでしたか?

■戸田:いきなり踊ったり、歌ったり、笑ったりと自分の世界を持っている魅力的な方でした。撮影現場でも気さくに話しかけていただいて、楽しくすごせました。“いただきます”と“ご馳走様”という日本語を覚えたようで、監督が“本番スタート!”と言うたびに、“いただきます!!”って言っていました(笑)。お茶目ですよね。

―― 彼の出身地である台湾でのロケはいかがでしたか?

■戸田:2週間ぐらい滞在しました。空気も街並みも食べ物もまるで違うので、新鮮だったのですが、その分、慣れるまでに時間もかかりました。伝統的な人形劇を見せて頂いたりもして、とても勉強にもなりました。充実していて楽しかったです。

―― 日本の舞台は京都でした。神戸ご出身ですが、京都弁は大変でしたか?

■戸田:全然大変ではありませんでした(笑)。神戸は京都の言葉に似ているので、それほど難しくなく、思いのほかすんなりと出来ました。

―― 続きまして、お茶ですが、とても奥深いですよね?本作に出演してお茶の認識は変りましたか?

■戸田:オファーを頂いた時期、中国茶にはまっていたんです。その頃はただ美味しいからという理由で、何も考えずに飲んでいました。お湯の温度で味が変わることは知っていたのですが、どう入れるかによって、全然味が違ってくるということを学びました。

―― お茶に求める目的とは?

■戸田:現場が多いとロケ弁を食べる機会が増えます。ロケ弁は脂モノも多く、栄養が偏りがちなので、脂分を洗い流してくれるプアール茶を飲んでいます。

 

「女優業の魅力」

―― 女優という仕事はなかなか大変ですね。そんな女優業のどこに魅力を感じていますか?

■戸田:普通に生活しているよりも、役や作品を通して、いろいろと学ぶ機会が多くなると思います。自分自身ではない人間を演じるのは勉強になります。そこが一番の魅力です。役者の特権ですよね。

―― 逆に困ることは?

■戸田:役のことばかり考えて、戸田恵梨香が置き去りになってしまっていると考えることがあります。作品がひとつ終わった時に、戸田恵梨香自身は何も成長していないのではないか?例えば、ドラマの撮影が3ヶ月間あったとして、撮影が終わって自分自身に戻った時に、私は3ヶ月前の私なんです。成長できているのかなぁと思う時があります。

―― でも、何かしら戸田恵梨香としても吸収しているんじゃないですか?

■戸田:だと良いですね(笑)。共感できる役の場合は、良い部分を自分の中に吸収できるようになるといいですね。

―― 切り替えも大変ですよね

■戸田:一度、3つ役を掛け持ちした時期があって、その時は本当に何がなんだかわからなくなりました(笑)。でもそれはそれで自分を追い込めるので、楽しかったです。

―― では最後にメッセージをお願い致します

■戸田:生きていく上で大切なことを柔らかく教えてくれて、ホッコリとした気分にさせてくれる作品です。見所がたくさんあると思うので、是非、劇場でご覧下さい。

   
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