『名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)』山里亮太 インタビュー

『名探偵コナン 戦慄の楽譜』の応援団に選ばれ、さらにコナン応援団としては初の本編ゲスト出演も果たしました。応援団に選ばれた時の感想はいかがでしたか?
■山里:あまりにもすごいお話だったので、最初は「ドッキリかなぁ」と思いましたね。出来上がった映画を観ていない状態なので、まだ「ドッキリじゃないかな、どこかのタイミングでしずちゃんが札持って出てくるんじゃないかな」って思ってます。そのくらい嬉しかったし、光栄でしたね。
それだけ「名探偵コナン」がお好きだったということですか?
■山里:漫画も読んでましたし、何と言っても世界的なアニメ、漫画なわけじゃないですか。それに自分が関われるってことは、ホントに信じられないです。
山里さんから見て「名探偵コナン」の魅力とは?
■山里:謎解きだけじゃなくて、人間模様とか、いろいろ楽しめるポイントがあるんですよね。それが、コナンがいろんな層に愛される理由の1つじゃないかなぁと思うんですよ。海外でもものすごく人気があるんですよね。ロケで海外に行った時に蝶ネクタイをつけて撮影をしていたんですけど、眼鏡をかけて蝶ネクタイをした日本人を見ると、アッチの人は「コナンだ!」って言うんですよ。その時はいろんなギャグをやってもウケなかったんですけど、こうやって(蝶ネクタイを口元に持っていって)声を変えたら、そこは爆笑をとれましたからね(笑)「あ、コナンすげーな」って思いました。世界的な人気で、ホントにすごかったです。
ちなみにいつ頃「名探偵コナン」のことを知ったんですか?
■山里:少年サンデーでの連載が始まった時からですね。青山先生の漫画は「YAIBA」も読んでいて、「YAIBA」が大人気だったから「青山先生、次はどんな作品で勝負してくるのかな」と思っていたら、「YAIBA」とは全く毛色の違う推理モノできたんで、「えーっ!」っていう衝撃が大きかったですね。で、読んでみたら面白いし、初回からかなり急展開だったでしょ? だからビックリして。「これどうなるんだろう?」って。それがもう今では単行本が61巻になって。でもまだ黒の組織との決着も全然ついてないし、先生の中でどういうゴールが見えているのか、すごく気になりますね。
確かにコナン最大の謎は、まだ明らかになっていないですよね。
■山里:でっかいでっかい謎を残したまま、そこに行き着くまでにまたいろんなテイストの謎が散りばめられている。で、最終的な謎も気になるけど目の前にもっと興味のある謎が出てきて――楽しみ方がすごくいっぱいあるなぁ、というのは本当に思いますね。
山里さんの好きなエピソードは?
■山里:“新一がなぜレモンパイが好きか?”って話があったんですけど、新一のことを狙っているサッカー部の美人マネージャーがいるんですよ。で、ずっと新一にアピールしているんだけど、全然振り向いてもらえない。それでエピローグで先輩がそのことを蘭ちゃんに語るんですよ。「告白したときに新一に“男みたいにツンとした、生意気だけど放っておけない女の子がずっと気になってるんだ”って言われた」って。それって蘭ちゃんのことじゃないですか。でもそれを聞いた蘭ちゃんが「それって誰だと思う?」って言っちゃう、その鈍感な感じ。あそこにキュンってしました。あとちゃんと覚えてはいないんですけど、爆弾か何かが仕掛けられていて、それを解除するのに赤か青かのコードのどちらかを切らなきゃいけない。そこで新一が切ったのが、蘭の好きだった色だったっていう話もいいですね。
お互いに好きなんだけど、それを伝え合えない新一と蘭の関係は、たまらないですね。
■山里:そう! ミステリーの中にピュアな恋愛ドラマも垣間見えるじゃないですか。あれがいいんですよね。
そんなコナンの映画の中で、山里さんは今回感動的な名演を見せてくれましたが。
■山里:あっ、気づきましたか! コナンくんのピンチのシーンで登場しますからね。これだけだと、すごく重要な役に聞こえますね(笑)

