『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』市原隼人 インタビュー

脚本を読んでのご感想は?

■市原隼人(以下、市原):「どんな映画になるのか良い意味で未知数だったので、早くキャストのみんなに会いたかったですね。そして、実際に会ってリハーサルをしたら、ものすごく楽しくって、最初からみんな汗だくになるぐらい熱心に取り組んでいました。

演じられたママチャリはどんな人物だと思いましたか?

■市原:友達想いで、友達と一緒にいるのが楽しくて、人を驚かすのが大好き。好奇心旺盛で、何事にも物怖じせず突っ込んでいく。そして、いつも笑っている人です。

ご自身と似ているところはありますか?

■市原:好奇心旺盛なところですね。

どう演じようと思いましたか?

■市原:どの現場でもそうなのですが、相手の気持ちと自分の気持ちがぶつかり合うのが演技だと思っているので、その場の雰囲気を大切にしながら演じました。

アドリブが多かったとお聞きしたのですが

■市原:塚本連平監督がおもちゃ箱を用意してくれて、そこでみんなが遊んでいる感じでした。本当に自由にやらせて頂きました。

事前に何もしないタイプの役者さんなんですね?

■市原:前もって考えてくるとイメージが固まって、そのイメージ通りに演じようとして型にはまちゃうんですよ。芝居は相手との会話から生まれます。同じ言葉でも違った感情を込めれば、違った表現になります。相手の言葉を受けて、自分がどう動くかを考える。探り合いじゃないですけど、そういった相手とのぶつかり合いが楽しいです。

現場に入る前に最低限やっておく準備は?

■市原:イメージトレーニングですね。考えるのではなく、雰囲気をイメージします。でも本当に現場なんですよ。現場で何度もやってみて、生まれてくる感じです。

天才肌なんですね

■市原:いやいや、全然違いますよ(笑)。

さて、本作はイタズラ合戦が見物なのですが、イタズラは楽しかったですか?

■市原:楽しかったですね。普段絶対に出来ないようなイタズラをしますから。友達のために、みんなでイタズラをやっているというのも良いですよね。一度しかない高校時代をおもいっきり楽しんでいますよね。

本当に佐々木蔵之介さんにイタズラを仕掛けたりとかは?

■市原:大先輩ですよ。それは出来ないですよ!してみたいですけどね(笑)。

そんな大先輩の佐々木蔵之介さんとの共演はいかがでしたか?

■市原:勉強になるところがたくさんありました。舞台をやられていたので、一挙一動全てに意味があるように感じました。見とれてしまいました。

なにかエピソードはありませんか?

■市原:撮影終了後、飲みに行ったら佐々木蔵之介さんがいらっしゃったので、自分の芝居論を熱弁しちゃいました。迷惑だったと思うのですが、蔵之介さんは真剣に聞いてくれました。役者さん同士で喋るのって、楽しいですよね。相手がどう思って芝居しているのか、どんなやり方でやっているのか、相手の気持ちがすごく知りたいんですよ。