『花影』キム・レウォン インタビュー

作品をご覧になった感想をお聞かせください。
キム・レウォン(以下、レウォン):(ポスターの自分の顔を指さして)あまりに太っていたので相撲取りかと思いましたー(笑)
いやいや、そんな…(笑)。
レウォン:本当に美しくキレイな映画だなという印象を受けました。どんな作品に仕上がるのか気になっていたのですが、とても素敵な映画でした。
撮影現場では監督や共演者に何度も確認をし、細かい部分にまでこだわっていたそうですが、演じるにあたってどんな点を重視しましたか?
レウォン:今回はとにかく撮影期間が短かったので、それにコミュニケーションを取るのが難しい状況でしたから、(河合)監督とは何度も話し合いました。寝る直前まで話をした覚えがあります。完成した作品を2日前に拝見したのですが、“撮影中に監督が仰っていたのはこういう意味だったのか”と理解したところもありました。それは観客の方が見てもわからないくらい本当に細かいことなんですが…。
レウォンさんが演じたスンウの愛はとても悲しく切ないものでした。こういった愛情表現は韓国と日本とでは異なると思うのですが、難しくはなかったですか?
レウォン:この映画のラスト、クライマックスにあたる尚美が桜の木の下で泣くシーン、そこがやっぱり苦労しました。監督は“ここでスウンも一緒に泣いたほうがいい”と仰いましたが、僕の感じたスウンは、泣いている女性を目の前にしたら一緒に泣くのではなく、温かく優しく抱きしめてあげて、悲しむ彼女を黙って見送るほかにないのかな、と。やはり文化の違いでしょうか。韓国の男性はあまりああいった状況では泣かないような気がしたんです。もしかしたら僕だけかもしれないですけれど、そんなことを考えていましたね。だから、あの尚美が泣いているシーンは僕自身もちょっと自信がなくて…。

尚美役の山本未来さんとの共演はいかがでしたか?
レウォン:最初は色々不安もありましたが、俳優同士というのは言葉が通じなくてもお互い心を通わせることができるのだなと、今回の経験ではっきりと分かりましたね。お互いリラックスして演技ができましたし、山本さんは本当に親切で優しい方で楽しくお仕事ができました。
この映画は桜が重要なモチーフとなっていますが、桜にまつわる思い出はありますか?
レウォン:桜にまつわる思い出と言えば、今回の撮影で新たにできました! 山本さんが登場するところで、スタッフが上から桜の花びらを散らす場面があるのですが、僕もスタッフにお願いして(花びらが入った)カゴを1回ふらせてもらったんです。それが大切な思い出になりましたね(笑)
では、韓国でオススメの桜のスポットを教えてください。
レウォン:もしソウルにいらっしゃったら汝矣島(ヨイド)。そこは桜祭りもやっていますしオススメですね。あと僕の生まれ故郷の、江原道の江陵(カンヌン)に鏡浦台(キョンポデ)海水浴場という所がありまして、その辺りも美しい桜並木がありますのでぜひ一度足を運んでいただきたいと思います。
来月お誕生日ですが、今年はどんな年にしたいですか?
レウォン:うん、ちょっと戸惑っちゃいました(笑)。(しばらく考えて)今年はとにかく皆さん全員が幸せで健康な1年であってほしいと望んでいます。
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