『リアル鬼ごっこ』石田卓也 インタビュー

劇中、走りまくっていましたが、疲れましたか?

石田卓也(以下、石田):相当、疲れましたね。普段からジョギングが趣味で結構走っているんですけど、辛かったですね。特に撮影2日目が応えました。初日に走って筋肉痛になっている状態で、走らなくてはならなかったんですよ。

1シーンに何テイクぐらいシュートするんですか?

石田:一発OKが出れば良いんですけど、中々出ないですからね。毎回3、4回ぐらい全力疾走で何百メートルも走りました。

『夜のピクニック』では80キロを歩き、今回は走りまくる。自虐的な役に惹かれてしまうとか?

石田:ははははっ。それはないです。たまたまです。今回は歩く『夜のピクニック』よりもきつかったですね。

スクリーンから大変さが伝わってきました。

石田:現場で実際に走っているので、自分はどれぐらいの距離を走っていたのかわかります。でも完成した作品を見たら“あんなに走ったのに、これだけ!?”って思うぐらい、カットされていました(笑)

お気持ちお察しいたします。さて、演じられた佐藤翼はどんなキャラクターだと思いましたか?

石田:始めのうちは、自己中心的なんですが、段々と周りのこと、つまり家族や友人のことを思いやることの出来る人間へと成長していく少年です。自己中心とはいってもダメな人間という程ではなく、どこにでもいる普通の高校生なんですけどね。

似ているところはありますか?

石田:芯を曲げないのと、興味を持つと周りが見えなくなるぐらい没頭してしまう点は似ていますね。

どう演じようと思いましたか?

石田:普段は役作りをしっかりする方ですが、今回は台本を読んだ時の直感だけで、あまり作り込まずに現場に入りました。パラレルワールドへと迷い込む役柄だったので、どちらかというと受けの演技だったからです。現場で美月ちゃん(谷村美月:翼の妹役)や大東くん(大東俊介:同じく逃げる佐藤洋役)の出方によって変えるようにしました。

走る以外で大変だった部分は?

石田:アクションですね。かなり練習しました。ハードでしたね。

アクション監督は日本の第一人者、谷垣健治さんですね

石田:谷垣さんのアクションはジャッキー・チェンみたいな動きで変っていますよね。普通の高校生はこんなに運動神経良くないよ!って思ったんですけど、映画は映画なのでありかなと思いました。

続きまして共演者ですが、妹役の谷村美月さんとの共演は如何でしたか?

石田:僕の妹と同い年だったので、本当の妹みたいに思えて良かったです。現実とパラレルとでは全く違う役柄なのに、上手く演じ分けていたので凄いなと思いました。

『リアル鬼ごっこ』の世界観はとてもユニークで面白いですが、どう感じましたか?

石田:元々原作を読んでいて、面白いなと思っていたので、自分が主演だと聞かされた時はとても嬉しかったですね。鬼ごっこは誰もが知っていると思うので、シンプルでわかり易いと思います。