『ちーちゃんは悠久の向こう』林遣都 インタビュー

2度目の映画出演は如何でしたか?

林遣都(以下、林):『バッテリー』が終わった時は達成感があったのですが、いざ『ちーちゃん』の撮影が始まると、ちょっと撃沈気味でした。

なんで撃沈したんですか?

林:リハーサルの段階で、演技が難しくて全然上手く出来なかったんです。

どの辺が難しいと思ったのでしょうか?

林:明るい役をやるのが恥ずかしくて…。

恥ずかしいと感じながらも演じきったモンちゃんは、どんなキャラクターだと思いましたか?

林:僕と同世代でありながら、深刻な家庭の事情に悩んでいます。でも幼馴染みのちーちゃんや友達の前では辛さや弱みを見せないので、強い人だなと思いました。

どう演じていこうと思いましたか?

林:モンちゃんの置かれている環境は原作や脚本を読めばわかるのですが、性格がはっきりとしませんでした。だからまずは演じる前に、キャラクター像を明確にしようと思いました。あとは日々、兼重淳監督から言われたことに、一生懸命取り組むよう心がけました。

モンちゃんと似ている部分はありますか?

林:勝手に出てしまった部分もあるのですが、素の部分を出そうと思いました。自分に置き換えて、自分のままで演じてみました。

素の部分が勝手に出たということは、つまりかなり似ているということですか?

林:そうですね。無頓着なところとか似ているかもしれません。

では、モンちゃんと仲里依紗さんが演じたちーちゃんとの関係性をどう思いましたか?

林:幼馴染みで、高校生になっても一番近くにいて、特別な存在です。

ちーちゃんはモンちゃんに恋愛感情を持っていると思うのですが、モンちゃんは微妙ですよね?その辺の恋愛バランスはどう感じましたか?

林:そうですね、ちーちゃんは嫉妬する場面がありますね。モンちゃんは最終的にあることが起きて感情の変化が出てきますが、それまでは別の子に恋をしたいと思っています。モンちゃんにとってちーちゃんはあくまで幼馴染みですね。

先日、ちーちゃんを演じた仲里依紗さんにインタビューした際に、ちーちゃんのキャラクターについて尋ねたところ、“ウザイ”という答が返ってきました。林さんは客観的に見て、ちーちゃんをどう思いますか?

林:いやー、もう、凄くタイプです(笑)

へっー、タイプなんですか!?

林:僕はうっとうしいぐらいが丁度良いです。引っ張って、支えてくれるような強い女性が好みです。