マリオン・イバナ(以下、イバナ):オーディションは2度あって、1度目のとき、ギレルモ(デル・トロ監督)に、ちょっと笑ってみてとか、泣いてみて、涙を流してみて、それがよかったら次ぎに呼ぶからねと言われたの。それで2度目に呼ばれて、その2度めのオーディションのすぐ後に、君とこの映画をやりたいと言われたのよ。
イバナ:最初はすごく大きな男の子だなと思ったわ。でも、それはギレルモがとても優しくて人懐こくて、みんなに親切だったからなんだって後で分ったの。それに子どもたちと仲良くなれる人なんだなと思ったわ。わたしともすぐに仲良くなって、撮影中も色んなことを説明したり、支持してくれて、とても頼りになる人だったの。
イバナ:関係は最初からすごく良かったけど、撮影が進むにつれてお互いに友だちなんだと思えるようになったし、とても強い信頼感を抱くようになったの。その証拠というか、ギレルモの奥さんや子どもたちと、わたしの家族と一緒にディズニーランドに遊びに行ったこともあるのよ。つまり、4ヶ月間の撮影はとても濃密で、それだけ仲良くなることができるものだったということね。
イバナ:まず、最初に脚本を読み終わったときには泣いてしまったわ。ストーリーも素敵だったけれど、最後のシーンがとても悲しくて。脚本でこれだけ感動できるものなら、映画になったときも素晴らしいものになるに違いないと確信したの。それがギレルモの作品なら尚更ね。スタッフの人たちも素晴らしいし。わたしは脚本が一番大切なことだと思うの。演じる俳優も大切だけど、良い映画になるには、良い脚本がなくてはならないって思う。
イバナ:オフェリアはとても内向的で、ファンタジーの世界を信じているわ。でも、それは現実から逃げるためじゃなくて、色々な問題を解決するために、王国のプリンセスになりたいと思っているのよ。プリンセスになることで無垢な人たちを助けたい一心からなの。母親とそのお腹の中には弟になる赤ん坊がいて、本当は母親に頼りたいんだけど、実際は逆に頼りにされているのね。母親に色々なことを相談したいのに、オフェリアが余りにも空想好きだから、その言葉を信じてくれなかったり、逆に怒られてしまったりもするし。そんな中でもオフェリアは色んなことに勇気を持って対処していると思うわ。
イバナ:いいえ、全然。セルジはとてもいい人よ。役柄で見てしまうと、実際も怖い人と思われがちだけど、そんなことはなくて、ギレルモの次ぎに人懐こい人だったわ。人懐こさで言えば、メルセデス役のマリベル・ベルドゥもパン役のダグ・ジョーンズもそうね。すぐに仲良しになったわ。ビダルとオフェリアという役を離れれば、とても仲良く笑い合ったりしていたのよ。セルジにも子どもがいるから、子どもの扱いがとても上手いの。すぐに仲良くなれたわ。
イバナ:『パンズ・ラビリンス』はファンタジーとマジックの要素とスペイン内戦の厳しい現実とを上手くミックスさせて描いた、とても面白い映画です。ぜひ観に来てください。
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