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『ファッションが教えてくれること』
『プラダを着た悪魔』のモデルと言われているオニ編集長の素顔とは?
- 作品詳細

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泣く子も黙る編集長。それにも負けぬ部下とは!?
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アナ・ウィンターといえば、その情け容赦のなさと威圧感で悪名……いや、有名な人である。彼女に付けられたあだ名は、“ニュークリア・ウインター”。これは核戦争後に生じる灰や煙で環境が冬のように冷え切ってしまうことを指す言葉だ。アナの前に出ると、大男たちでも凍りつくのである。だが、彼女と並んで手ごわいのが映画にも準主役級で出てくるクリエイティブ・チーフのグレイス・コディントン。彼女の撮影参加に対する反対の意思は当初かなりのもので、一時期はヴォーグを辞めてやるとまで言い出したほど。編集部に来ていた撮影監督に向かって彼女が最初に発した言葉は、“Go away! (あっち行け!)”だったとか……。

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凍てつきます、ドキュメンタリー撮影……
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そんなグレイスからの風当たりが一番強かったのが撮影チーフのボブ・リッチマンだった。ボブは、アカデミー賞受賞作品『不都合な真実』の撮影も担当した由緒正しきドキュメンタリー・カメラマンだ。そんな彼もグレイスにはかなわない。「グレイスに初めて会ったとき、僕はまるでカーペットに落ちているゴミみたいに見られていたよ……」と回想するボブ。「でも、彼女は写真が大好きでね。それを話題にしたらだんだん普通に接してくれるようになった。グレイスの信用が得られれば、あとの人たちは将棋倒し式でこっちのもんさ」。映画製作たるもの、凍りつくような人柄を溶かすテクニックも必要なのである。

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冬の後には春が来る……
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苦労のかいあって、サンダンス映画祭では大好評を博し最優秀撮影賞を受賞した『ファッションが教えてくれること』。映画祭の後で監督のR・J・カトラーがアナに映画の感想を聞いたところ、「非常に気に入ったわ」という答えが返ってきてホッと一息。大ヒット作『プラダを着た悪魔』の製作が始まったとき、「この映画に実名出演したデザイナーは業界から抹消する」という“陰のお達し”がアナのオフィスから発令されたというウワサは有名。アナに気に入られなかったら……と背筋を寒くさせていた監督も、この日を境に気分は春になったのであった。
文責:シネマトゥデイ

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ファッション界最強の女性として恐れられているアナ・ウィンターはヴォーグ誌の鬼編集長。映画人未踏の編集部にカメラが潜入。“セプテンバー・イシュー”と呼ばれ、その年のファッション界の行方すら左右すると言われている同誌9月号制作の舞台裏を背景に、冷酷無情と言われているアナの素顔にカメラが迫る。
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11月7日公開

