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『カムイ外伝』はいかがでしたか?
僕は意外によかったというか、珍味として楽しんだ感じ。アクションシーンは思ったほどないし、CGもイマイチ。でも、例えば砂浜から忍者が出てきたり、これまで観たことがなかったアクションシーンがいろいろあったし、伊藤英明が海賊のボスを演じているんだけど『パイレーツ・オブ・カリビアン』みたいなシーンもあって。松山ケンイチも小雪も健闘していたと思う。
白土三平の漫画が原作だけに、結構期待値が高かったから、アクションシーンが少なくてガッカリっていう人は多いかもね。
まあ、いかにもアクションを見せる雰囲気の映画だからね。あとは崔洋一監督らしく、昔の日本の村の風景はこうだったみたいな、泥臭い雰囲気が実にリアルでイイ。
でも、やっぱり崔監督はインディペンデントな作品を撮っていた方がいいと思うわ~。

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『正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官』は、いかがでしたか。
なんかこれ、『クラッシュ』の最新レポート版っていう感じがした。あそこでこぼれている、移民問題、他民族の問題等をきちんと拾って、少し違う視点から描いている感じ。
これはよかった! 移民局の捜査官を演じたハリソン・フォードがイイ演技をしてるのよね。スペイン語をしゃべっているところなんかもよかったりして。
そうそう、あんな役ができるんだってびっくりしちゃった。久しぶりにハリソンを観て「おおっ」と思った。
ハリソンの新境地と言えますか?
年齢に合った無理のない役だよね。
群像劇だから彼が主演っていうわけではないんだよね。タイトルからすると、彼が何かの事件を解決する映画のように想像しちゃうけど。
なんか彼が屋根の上を渡って犯人を撃ち殺すみたいなイメージ(笑)。
彼は“語り部”的な役割よね。この役で、『インディ・ジョーンズ』シリーズ以降、老後の彼の活路を見出している感じがするの。
もともとハリソンって「映画は仕事」って割り切っている人だから、巧い演技をしようとか思っていない人が、こういう作品に出るっていうことに感心した。
ハリソンって、いわゆるヒーロー映画でのイメージを大切にしていて主演の映画にしか出ないし、わざわざアート系の映画とかに出てファンのイメージを裏切る必要はないっていうスタンスだったと思うけど、今回は違った。
移民弁護士役のアシュレイ・ジャッドも歳くった感じだよね。
あの人は最近ちょっと仕事ほされている感があるよね。性格が悪いという評判。
あとは、例えば移民の少女が簡単にブラックリストに入れられてしまうことの怖さもリアルに描かれている。移民問題っていうと、貧しい人々や有色人種の話が多いけど、この映画では白人のことも描いていて、その視点は観たことがなかったように思う。重い映画は苦手という人でも十分楽しめるんじゃないかな。地味だけど観るべき作品!
まあ、こういう映画を応援していくのが我々の役目だね。
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