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高崎俊夫たかさき・としお

編集者。好きな女優はスカーレット・ヨハンソン。趣味は古本屋歩き。この間近所の古本屋で、赤狩りでハリウッドを追放され、後に『M★A★S★H マッシュ』でオスカーを取ったリング・ラードナー・Jr.の自伝を発見。結局、出版社に売り込んで、翻訳本を編集することに。

レビュー作品一覧
  • レミーのおいしいレストラン
    レミーのおいしいレストラン

    厨房で最も忌み嫌われるはずのネズミを主人公に、見習いシェフとタッグを組ませ、究極の料理を創造するという発想は面白い。レミーがパリの美しい夜景を俯瞰するくだりなど、バルザックの『ゴリオ爺さん』の冒頭を思わせる味がある。ペンではなくレシピでパリを制するという野心の行方やいかに? 次々に繰り出される料理も食欲をそそる。ピクサー独特の立体感ある生々しさとディズニーの楽天的な成功神話を融合させた果敢な試みだ。

    星6
  • ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
    ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

    ベストセラーの原作と無縁の者にはますます理解し難いシリーズ最新作。CGの濫用による魔法合戦もいささか食傷気味だ。ただ、マイケル・ガンボンほか英国の名優たちの面貌やイントネーションには、数多のイギリス映画が想起されるのが心地よい。とくにマギー・スミスが登場すると、往年の学園映画の佳作『ミス・ブロディの青春』の記憶が蘇る。

    星5
  • ダイ・ハード4.0
    ダイ・ハード4.0

    離婚し、娘にも愛想をつかされた初老の主人公に『ロッキー・ザ・ファイナル』のスタローンが一瞬ダブルが、ガンを持てば、いきなり超人的な活躍が始まる。やはりB・ウィリスには哀愁は似合わない。爆破の物量作戦によるアクションに新味はないが、サイバー・テロリストたちが映像でホワイトハウスを爆破させ、宣言文を歴代大統領のスピーチでコラージュさせる趣向がおもしろい。シミュラクルな現実が抱える不気味な恐怖感がにじむからだ。

    星6
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